

宮島潮湯温泉 3つの秘密&作法」について
『宮島潮湯温泉の愉しみ方と使い方』
■昔から“神の島”として、島全体が信仰の対象であった宮島。その地下湯脈から湧出しているのが、本館の源泉です。なじみの方は“神泉”とも言って下さいます。
■源泉掛け流しが、当館の自慢です。温泉の神様から、320リットル/分と大変恵まれた湧出量をいただきましたので、濾過させずに絶えず新鮮なお湯を浴槽に注いでおります。お互い気持ちよく入浴出来るよう、お気遣いをお忘れなく…。
■含弱放射線のナトリウム泉の泉質は、やわらかいお湯とお褒めの言葉をいただきます。浴槽にゆっくりと体を沈め癒しの空間をお楽しみ下さい。
神の島の温泉だからこそのこだわり入浴作法
癒しの地(イヤシロチ)である宮島にお越しいただいたからこその、入浴法があります。霊感あらたかな宮島の、こだわりの入浴法をお教えしましょう。
◆入浴前に、清めの塩で身体を清めます。清めの塩は浴室の柱の所に用意しております。
◆シャワーで清めの塩を流してから、浴槽に浸かります。浴槽内ではあまり動かず、温泉成分をじっくりと身体に染み込ませるようにします。
◆温まりましたら浴槽から出て、リラックスしながら発汗を待ちます。それを2回繰り返します。最後に、次の方の利用を考えて、自分の使った用具を整理します。
ちょっとマニアな入り方ですが、興味のある方はお試し下さい。
錦水館の宿の在り方について
皆様、はじめまして。館主の武内恒則と申します。
錦水宿 五代目館主として、現在宮島で二軒の宿を経営させていただております。
ありがとうございます。
1954年(昭和29年)にこの地で生まれ、家業を継ぐために戻ってきてから、早30年以上の歳月が経ちました。その間、地元の皆様、お取引の企業様、多くの社員・スタッフと家族に支えられて参りました。そして何よりも、お泊まりいただいた数え切れないお客様から頂戴した、愛情溢れるご支援や励ましのお言葉やご指導のおかげで、今日まで経営して参りました。改めて、感謝申し上げます。
創業1912年(大正元年)の私どもの宿は、あと5年で、創業百周年の節目の年を迎えます。
変動激しいこの世の中で、百年もの長きにわたる歴史を重ねてこれましたことに、改めて感謝すると共に、百年企業としての責任を痛感しております。幸い後継者にも恵まれ、自分の使命を今一度見つめ直す今日この頃です。
宮島に企業、そして宿を構えさせていただく家に生まれた私がやるべき事とはなんだろう…と考えます。役割とはなんだろう…と考えます。ただの観光地ではない、“神の島”と称される宮島に、旅館を構える自分がなすべき事がきっとあると思います。癒しの地である宮島で旅館を経営する以上、宿として目指すべき方向があると思います。それを形にすることが、私に与えられた役割だと考えています。
そしてそれが、弘法大師が修行された弥山や、国家安寧を願った厳島神社など、霊感あらたかな宮島の土地ならではの『癒しの温泉宿』を目指すことが、自らの役割だと気づきました。
訪れた皆様が元気になると言われる、不思議なパワーを持つ宮島にふさわしい宿になること。それこそが、自らが目指すべき形であると思います。そして、宮島の魅力を、五感全てを使って感じていただけるよう、私どもも精一杯のおもてなしをすること。それが、この地で旅館を経営する、私からの皆様に対するお約束です。
2007年9月9日 17:18
錦水館 館主 武内 恒則
