
1.はじめに … 錦水館はこんな宿です。
宮島は自然と歴史遺産のテーマパークです。宮島を楽しむために、大切な人との楽しい旅の思い出づくりの、お手伝いをさせていただく宿でありたいと思っております。
宮島に数ある宿の中から、私共の宿にご興味をお持ちいただき、こうしてご案内できることを、とても嬉しく思います。
申し遅れましたが、私は、宿主の武内恒則と申します。私は、現在56歳(1954年生)です。宿屋の五代目です。
2012年には、創業百年を迎えます。
宮島に帰って、早、三十年を迎えます。皆さまのお陰をもちまして、今日まで旅館を続けさせていただいております。
若い頃から、宿屋一筋、夜は時々、カントリーとブルーグラス音楽ですが、今では、宿屋は私の天職でございます。 そして、皆様とのご縁をいただき、宮島の地で宿屋を続けさせていただける幸せを日々感じております。
さて、五十路半ばの私が言うのは、お恥ずかしいことですが、いつも「自分が大切な人と一緒に、泊まってみたい宿づくり。」をめざして、日々、自問自答しながら、夢の宿づくりをめざしております。今は、現在進行形です。私が考えてきた、一つの宿のカタチをこの度ご披露させていただくことになりました。
「宮島の思い出づくりの宿」のはじまり…
2.「宮島に《温泉宿》の復活を…」
三十年前には、宮島には、温泉がありました。冷泉ですが、共同配湯して、それぞれの宿で加温していました。三十年前に公共下水道の工事のため、温泉の泉源は埋められ、廃止されました。
夢に見た、温泉を実現したい!!
平成16年 (2004年) 10月、ついに、敷地内より、毎分320リットルの水量のラドンを含んだ冷泉の掘削に成功し、平成17年 (2005年) 2月より、錦水館温泉「宮島潮湯」として地下一階の古代ひのき風呂を温泉化しました。 同年、日本温泉協会に加入し、全国の温泉旅館の仲間入りをいたしました。
3.「宮島で唯一の源泉掛け流し宮島潮湯温泉誕生へ…」
皆さんご存知のとおり、宮島の温泉は全部で三軒ありますが、全て冷泉です。 私共の「宮島潮湯」も天然の冷泉です。
加温をしておりますが、他との違いは正真正銘、「100%掛け流し」でございます。加水は一切してなく、大変贅沢ですが、いつも、新鮮で、気持ちよく、お湯をお楽しみいただけます。毎日、夜中に、浴槽のお湯を完全に抜き換えて、清掃しております。常時、新鮮な温泉水を給湯するために、ボイラーで加温しておりますので、燃料費は、温泉開湯前の三倍に跳ね上がっております。
いつも、皆さまに、心地よい、素晴らしい、宮島潮湯を楽しんでいただく為に出来る限り、掛け流しにこだわってまいりたいと存じます。今では、滅多にお目にかかれない、古代ひのき風呂の木の温もりと、合わせてお楽しみ下さい。
4.「快適で、楽しい、お洒落なお部屋の誕生…」
古い木造3階建ての旅館を取り壊し、現在の建物を新築したのが、平成元年でした。その間、皆さんご存知のとおり、バブル経済の崩壊、平成不況など、世間と同じく、宮島の宿も、厳しい時代を乗り越えてまいりました。
その頃は私共の宿も厳しい時を迎えておりました。設備投資したくてもなかなか出来ない状況でしたが、皆さまのお陰で、平成17年 (2005年) 8月、全ての客室の改装をすることが出来ました。
今の時代ですから、昔のように大きな金額の設備投資はできません。この度、限られた予算の中で、私が宿屋を継いで三十年ずうっと考えてきた、新しい錦水館の宿の客室のカタチをお見せする機会に恵まれました。幸い、客室の内装材は、建築時から、ホンモノのムクの杉を使っていましたので木肌を生かした改装を行いました。
「自分が大切な人と一緒に泊まって楽しい部屋づくり!!」を一から考え抜きました。ご利用の仕方による「部屋のスタイル分け」により、「7タイプの部屋」を造りました。宮島という素晴らしい場所で、この宿の立地を最高に生かして、快適で、楽しく、お洒落な、宿の部屋です。
ぜひ、お泊まりいただき、皆さまに楽しんでいただけたら、幸せに存じます。
5.「創作宿屋料理から、宮島二十四節気料理へ」
私の趣味は、食に関するコト・お酒・男手前料理・カントリーやブルーグラス音楽(バンド)・旅・読書・美しいもの(いろいろ)を見るなどです。好奇心旺盛です。今まで、いろいろなジャンルの料理を食べ歩いたり、旅館料理もたくさん食べたりしました。
現在、私が今までに、出会った最高の料理人の一人と一緒に、宿づくりをしております。
正直、昔は若気の至りで、数多くの板前さんたちとの、悲しい別れがあり、また、楽しい出会いもございました。全国津々浦々、たくさんの宿があり、宿のカタチもさまざまでございます。日本料理は正に、日本の食文化そのものです。最近では、地産地消が叫ばれ、オーガニック、マクロビオテックなど舌を噛みそうな名前が出てきたりします。
思えば、旅館料理を三十五年以上食べ続けています。「自分が大切な人と一緒に食べてみたい料理、また、食べさせてあげたい料理。」をつくり続けることをいつも考えています。
当館の料理は、決して豪華な料理ではなく、上質な料理をめざしております。
豪華な料理を期待されているとちょっと違和感があるかと思います。
しかし、その時々に採れる旬の素材の味や季節感を活かそうと、その素材にあった最良の調理法で料理をしておりますので、食べ終わった後に重たい感じがするような料理ではございませんし、繰り返し食べても、また食べたくなる料理というのが特徴でございます。
五十路の坂を越えた頃から、「宿主の私が、勿論、美味しいと思う料理をお客さまに召し上がっていただくことと、料理を食べて元気になっていただきたい。」と思うようになりました。お客さまに、旬の食材の美味しさを引き出した、日本料理の素晴らしさを味わっていただくために、このたび、新料理長として、井端邦彦(いばた くにひこ)を招聘しました。
平成22年4月1日より、宮島の二十四節気をテーマにした、優しくて、上質な錦水館の宿屋料理がスタートいたします。どうぞ、ご賞味下さいませ。
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| その日の市場に揚がった、いちばん美味しい旬の食材を使った身体にやさしい料理です。その日のアドリブを加えた料理が入ります。 九品のコース |
日本の四季と宮島の自然を感じながら、その時々の旬の素材が導き出す、体に優しい日本料理です。 調理人がその場で仕上げる料理にもご期待ください。 |
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6.「錦水館のおもてなし」
錦水館は、「大切な人と楽しい思い出をつくるための宿」であり、そのために「掛け流しの温泉と食を愉しむお洒落宿」としての、錦水館独自のおもてなしをさせていただいております。


