和牛が歴史に現れたのは江戸時代後期で、
中国山地の谷ごとに「蔓(つる)」という名称で
雌牛側の系統を縷々としてつないできています。
広島県においては、比婆とその他系
(神石・双三・高田)の系統が古くから有名で、
現在はその2系統の交配、さらに他県の系統を導入して広島牛が造成されています。
広島牛とは、「広島県産の牛肉」のことを全て
「広島牛」と言う訳ではありません。広島県産であり、黒毛和種の血統A4の上級ランク以上でなければ「広島牛」と表示することができません。
品質の安全を保障するため、厳しい検査基準を
クリアした和牛が「広島牛」に選ばれています。
広島牛の特徴は、筋せんいが細かく、むだな脂肪が少ないことがあげられます。肉色は鮮紅色で小さな「サシ」が細かく入っています。
そして、その味は、和牛ならではの繊細な味わいに深い「コク」と豊かな風味が加わった広島牛独得のもの。やわらかい舌ざわりに、上品な脂肪の香りがとけあい、まろやかさをかもしだします。また、噛めば噛むほど味を生む、「コク」の深さが、牛肉本来のおいしさを教えてくれます。
|
|

■牛飼いたちが丹精込めて育てています。
 ■むだな脂肪がなく、サシが細かく入った
上質の広島牛は最高ランク。 |